西陣織とは

なぜ西陣織の帯を額装するのか

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現在、西陣織の帯は需要の低下や後継者不足から大変厳しい状況です。特にホンモノの西陣織といえるような拘りのある帯は、万人受けする物ばかりではなかったり、高額な物であったり、トレンドを意識したものでなかったりするために流通の過程で敬遠されてしまうケースがあります。(逆にトレンドや万人受けを意識した商品構成が需要を喚起するものであればいいのですが、そうでないからタチが悪い。)

そうした理由で流通の過程で敬遠されてしまった織元が拘った帯は、ユーザーの目にも触れないケースがあります。

しかし織元は、そんな拘り抜いた帯こそたくさんの人に見て欲しいものです。

そこで、帯をそのまま額装することを考えました。帯の良さがそのまま見える形の額装で、着物愛好家の方はもちろん普段着物を着ない人にまで見てもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

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