西陣織とは

京都で生産された絹の先染め紋織物で、源流をたどれば古くは古墳時代まで遡る歴史ある織物です。
またその古い歴史の中で培われた高度な技術と豊富な知識を受け継ぐ京都の代表的な伝統産業です。
生産の特徴として、織上がりまでには20を超える工程があります。
その工程が分業化され、それぞれに専門家である職人がおります。
この西陣における分業と専門性が織屋の独自性を生み出し、多くの品種や多様なデザインの織物が生産されています。
品種は伝統工芸品に指定されているものだけで、「綴」「経錦」「緯錦」「緞子」「朱珍」「紹巴」「風通」「捩り織」「本しぼ織」「ビロード」「絣織」「紬」の12品種あります。
製品も様々で帯地や着物はもちろん、ネクタイ、袈裟などに使われる金襴、室内装飾用織物、服地、緞帳などまであります。
その中でもやはり多いのが当店でも扱っている帯地です。
その技術や製品のクオリティーは日本の中でもトップレベルであり、世界に誇れる産業です。
その西陣織をよりたくさんの人に触れて頂きたいと思います。

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